ママと子どもが英語で会話
一日15分のおうち英語を習慣化!
ママ英語講師のたてわきまりこです😊
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お子さんにいつか海外で学ぶチャンスを!
と思っているママに知っておいてほしいこと
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昨日、長女がオーストラリアに
向かいました。
私なしで海外に行くのは
これが初めての経験
三木市の姉妹都市交流の一環で
ラッキーな機会を与えてもらった長女。
本当にありがたいお話です♪
訪問中はほかの日本人の大人もいますが
ホームステイではまったく英語だけ!
長女が一人で完全に英語だけの
環境に入るのはこれがはじめて♡
いよいよ、この時がきましたー!
良い経験になればと願っています。
私が初めて海外に出たのは18歳の時。
父の大反対を押し切って
オーストラリアのシドニーで
留学を決行しました!!
私の両親は二人とも海外へ
行ったことすらない。
だから娘の私を留学させることは
めっちゃくちゃハードルが
高かったはず💦
あの頃はこれっぽっちも
理解できんかったけど💦
親になった今はわかります!!
私は中高時代になんどもなんども
交換留学や姉妹都市への訪問を
希望したけれど
『危ないからダメ!』
と一度も行かせてもらえなかった。
だから、私も勝負に出た!!
かなりのゴリ押し留学w
『今でないと、出られない!』と
本気で思っていました。
そんなこんなで、、、、
かーなーり強気で
飛び出した私
だけど、現実は厳しかった、、、
最初は全然言葉が通じない😭😭
私が言っていることを
わかってもらえない
人が言っていることが
わからないという状況は
かーなーりツラかった!
寂しいとも、孤独とも、
悔しいともちがう
生まれて初めて感じる
なんともいえないつらすぎる感情。
強気に日本をとびだして、
ピーンと張りつめていた私の気持ちが
想像とはまったくちがう現実に
うちのめされたんです(涙)
まさかの、、、、
『日本にいますぐ帰りたい。!!!』
と思って毎日泣いていました。
このツラさの原因は乏しい語学力。
だから数日で乗り越えられるもんじゃない。
『これは、しばらくかかるんだ』
ということは、理解していました。
学校にいっても当時話せる日本人は2人だけ。
あんなに楽しみにしていた留学。
一大決心ででかけた留学、なのに😭😭
はじめの1か月の国際電話代は
10万を超えた😱😱😱
と、母はのちに言っていました💸
何度も泣きながら話したことを覚えています。
学校が終わってからも
英語が話せない私は
友達ができるわけもなく、
学校のまわりの限られたわかる範囲
(めちゃセマです💦)
をフラフラ、グルグルと歩き回って
時間をつぶしていました。
(かなしーーー😭)
そして、留学生の私には
買うものはないような
高級デパートにいきついたのです。
そこで私は号泣することになります😭😭
そのデパートで
聞こえてきたピアノの音。
ベートーヴェンの悲愴という曲でした。
私が中学生の時、発表会で演奏した曲。
すごーくすごーくよく知っている曲。
一音一音まで全部わかる曲。
どこから流れてくるのか
ピアノをさがして歩いていきました。
ピアノを弾いていたのは
若い女性のピアニスト。
相手が話していることが
まったくわからないという
つらいすぎる状況の中、
知っている音楽が流れてきている。
ちがう国の知らない人が
私が弾いた曲を弾いている
言葉はわからないけど
音楽はわかる。
その時、やっと相手が
言っていることが
全部わかると感じたんです。
自分のこともやっとやっと
わかってもらえたような気がして、
号泣したのをおぼえています。
当時、シドニーでは駅ナカや道端で、
バイオリンやフルートなど様々な楽器を
演奏している姿をよく見かけました🎻
日本ではあまり見たことがない光景に、
その後も私はよく足をとめました。
そして、知ってる曲が流れると
相手を理解できたような、
自分をわかってもらえたような気分になり、
満たされました。
つまり、なにが言いたいかと言いますと!(笑)
海外で心をかよわせるのに必要なのは
語学力だけではない、ということ。
日本で勉強した学習用の英語の言葉と、
海外で実際に使われる言葉は
やっぱり大きくちがう部分がある。
正直、別の言葉かと思うほど
ちがうんです💦
それに慣れるまでは、
しばらくコミュニケーションがとりづらい。
その時期を乗り越えるための何かを
持っていた方が良い。
お子さんに持たせてあげてほしい。
たとえば、スポーツでも、
音楽でも、ダンスでも
絵でも良いんです♡
それが人との交流を
きっときっと助けてくれるから♡
この時、私はピアノをやっていて
ほんまによかった!!と思いました。
音楽は国や言葉を超える、
ということを
はじめて実感しました。
私が一番ツライ時期に
私を救ってくれたのは
一生懸命勉強していた英語ではなく、
何年も前にやめていたピアノだった
だから、留学を経験させたいと
思っているママ達、
自分が行く気のママ達にも、
ぜひ英語以外の何か、
いろんな経験をさせてあげてほしいな、
と思うんです💕
そしてやってみたいなと
思える好奇心、
実際に行動に移す行動力、
そういうものすべてが留学先でも、
どこででも生きていく力になっていく
これは、留学に限らず、です。
なにが将来自分を
助けることになるか、わからない。
おもしろそうだな、
やってみたいな、
と思ったことは
どんどん挑戦して、
やってみよう!
何年も続けなくても、いい!!
ものにならなくても、いい!!
したことがある、見たことがある、
というかすかな経験だけでも、
極限に一人を感じる状況では
人との共通点を見つける
とっかかりになります。
私は娘たちが小さい頃、
一回習い始めたものは
そう簡単にはやめさせず、
ある程度は続けることを望みました。
娘たちが大きくなり、
わが家の娘たちは
二人とも小さい頃からずっと
続けている習い事は
英語以外ありません。
なにもかもやめてしまったけれど、
今思えば、
やめないことを勧めるより、
新しくやりたいことを
見つけること
に時間を割いてやれば良かった、
と思います。
英語はやっぱり良いし、
オススメしたい♡
でも、やっぱりそれだけでは、
生きていく中でツライ。
もちろん生きていけません。
子ども達には、
世界に出るその日まで
ぜひいろんなことを
体験しておいてほしい。
どれも続かなくて、
極めるまでいってなくてもイイ!!
将来のどこかの時点で、
またそれに出会って
オモシロいと思ったら
続きをしてみたらよいし、
またちがう何かにであえるかもしれない♪
やってみたいことを見つけて、
やってみる。
そういう探求心や行動力が
身を助けてくれる
と思います♡
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そこはやはりネイティブとの会話
将来を考えるきっかけになることを
願っています